家電屋りっぺろの裏技ブログ

元家電量販店に勤めていた私が、販売員しか知らない情報や、価格.comでも調べられないような得する購入術を紹介していきます。

商品説明に詳しい販売員の4つの呼び出し方

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家電量販店に行った時、全然詳しくない販売員さんに当たったことありませんか?

「なんでこんなことも知らないの?」

「え?聞いてることと全然違うこと言ってるし、私の方が詳しいんだけど笑」

元販売員としては、お客さんをガッカリさせまいと勉強はしているんですが、どうしても知らない部分というのは出てきてしまうものなんです。そこで今回は、元販売員の目線で「バケモノみたいに商品に詳しい販売員の呼び出し方」を皆さんに伝授いたしますので、最後までお付き合いください。

専用コンシェルジュを呼ぶ

ヨドバシカメラを例にとってみますが、コンシェルジュ呼べます。コンシェルジュとは量販店的な意味でいうと、お客さんの欲しい商品を全部詳しく説明してくれる人です。

http://www.yodobashi.com/ec/support/service/concierge/

コンシェルジュははっきり言ってとんでもなく詳しいです。さらに全部のフロア商品に精通しており、知識の抜け目がありません。お客さんからコンシェルジュのお呼びがかかった際は、知識の並外れたコンシェルジュ部隊の中から1名が選抜されます。

「家電量販店に来て、定員からの話を聞くのは時間の無駄。」

「どうせ売りたいものだけを勧めてくるんだろ。利用しない。」

みたいなお客さんたまにいますけど、利用しなくて結構!コンシェルジュ部隊は本当に良いものしかお勧めしませんし、生半可な知識でお客さんを納得させようとなんてしません。さらに、コンシェルジュ自身がプライベートで使用している家電製品も凝りに凝ってるため、使用ユーザーしか分からないような、痒い所に手が届く説明盛りだくさんなのです。 

家電アドバイザー資格所有者を呼ぶ

一般財団法人 家電製品協会が家電製品の詳しい人を認定するための試験です。

家電製品協会認定センター|家電のプロになるための資格認定総合情報サイト

資格所有者には以下のような違いがあります。

  1. AV情報家電
  2. 生活家電
  3. エグゼクティブ等級

1は黒物家電・PC系に強く、2はその名の通り生活家電・白物家電に強いです。3はというと、1と2の進化系であり、ゴールドグレードとプラチナグレードがあります。本気で家電が好きで、お客さんから絶対に聞かれないようなことまで知ってます。都内の大型店舗で全従業員中1〜2名ほどしか所有していないくらいレアです。

「すみませーん。家電アドバイザーのエグゼクティブ等級、プラチナグレードの人から案内を受けたいんですけど、ここで待ってればいいですか?」

こんな感じで量販店に行ったら、近くの定員に話しかけましょう。ww まあ実際は、聞きたい商品に合わせて、1か2を呼ぶのもいいと思います。ちなみに私はエグゼクティブ等級所有者でした。

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販売士検定1級所有者を呼ぶ

日本商工会議所が企画する販売士検定です。

www.kentei.ne.jp

直接的に販売する商品の知識に結びつくわけではありませんが、接客のプロです。合格率もさることながら、量販店でこの資格を所有している人は500人に1人くらいの割合です。販売士を取る人は本気で量販店の販売員のプロを目指そうとしているため、知識レベルも必然的に高い場合がほとんどです。さらに、販売士を所有している人は上記の家電アドバイザー資格もとりあえず合格している傾向にあり、総合的にプロな場合があります。

販売士には2級、3級とありますが、1級の難易度とは天と地との差があります。1級を所有している販売員はそのフロアのマネージャーだったり、大型店舗の店長だったりします。

フロアリーダーを呼ぶ

マネージャーではなくて、リーダーを呼びます。

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基本的にどの量販店も、フロアの構成員は平社員10名、リーダー3名、マネージャー1名だったりします。マネージャーを呼ぶと、クレーマーなんじゃないかと勘違いされたり?(笑) 忙しすぎて、捕まらない場合がほとんどなので、リーダーです。

フロアリーダーはそのフロアにいる物理的時間が長いので、必然的に知識は豊富です。家電アドバイザーや、販売士でも簡単には身につけられない、数多くの商品不具合やクレーム対応をしてきたため、直観力と長年の勘が鋭いのです。万が一リーダーが忙しくて接客してもらえなかったとしても「この客は詳しい定員を呼ばないと納得してくれなさそうだ。」と謎の勘が働き、平社員の中でも商品知識に精通した社員があなたの元に来るでしょう。

しかも、接客してもらった時に名刺をもらってお得意さんになれば、今度来た時に商品を安くしてくれるかもしれません。

まとめ

4つ紹介してきましたが、とは言ってもこの条件に外れている人で、とてつもなく詳しい人もいれば、逆に当てはまっているのに詳しくない人もいますので注意が必要です。また、意外とおすすめする方法に「1人の販売員と仲良くなって他のフロアや他のコーナーの商品を買うときに、違う人を紹介してもらう」パターンです。これだと、下手な販売員を紹介できませんし、販売員お互いに責任が発生しますしね。笑

 

最近私が買ったイヤホンです。通勤の時、ケーブルレスなんで最高。値段も安いしお試しにいかかでしょう。